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背の低い送電線

flickerにあったelectrical2601さんの写真です。
345kVの木柱送電線です。ちょうど谷間にあたるのかウェイトがつけられています。
非常に低いです。訓練やテストラインではなく営業運転されているラインのようです。
345kVの場合碍子連が約3mですので、碍子部分の電線地上高は10mあるかないか・・といったところでしょうか。

http://www.flickr.com/photos/njoelectric/6074859731/in/faves-cslingerlanddrummer93/
# by power_line | 2013-07-13 08:36

"High Powered Job"の撮影場所

"High Powered Job"、ほかにもいくつかのページで同じ画像を見ることができますが、おそらく皆様もごらんになったことはあるのではないでしょうか? で、この撮影場所はどこか?、そしてどの送電線なのか・・以前から興味がありました。
先日フリッカーを見ていた時に、あれ!?というのがありました。Andrew Zさんの写真です。 http://www.flickr.com/photos/azehner/6803893546/in/faves-cslingerlanddrummer93/ の画像を見ると、500kV1回線+69kV2回線が並走している。丘の上に立つHフレーム注の風景に見覚えがある・・
フリッカーの説明に"Very tall 500 and 69KV towers crossing Beltzville Lake near Lehighton, PA"と書かれていました。"Beltzville Lake"をさっそくgoogle mapを検索してみると、湖がほぼ東西方向に長くのびていて、そこにほぼ南北に横切る送電線があり、南方向を見ると"High Powered Job"の画像に映っているのと極似していることがわかりました。

水辺の耕地の縞模様がそっくり、ただ季節の関係か色がことなりますが・・・。
また水辺から、懸垂 引き止め 懸垂 懸垂の順番というのも同じ。ちなみに撮影は水辺から引き止めの次の懸垂付近で行われたものとおもわれます。

google mapでは、湖から丘を越えたすぐ先が大型の商業施設になっていて丘の上に立つ懸垂型柱は実は大型商業施設の駐車場だった・・。ただ航空写真で写っている50m×100mくらいあるメインの建物がストリートビューでは見当たらず工事中になっています。どちらが新しいものかはわかりませんが、
いずれにしても、"High Powered Job"の幻想的でな雰囲気と思っていた場所のすぐ先が実は大型商業施設だった、というのは驚きでした。

ヘリコプターで活線に乗り移るという作業で作業員は全身をおおう白いつなぎ服を着ています。これは全身を電導体でおおうことで感電防止になるということを聞いています。
それから、映像では見にくいですが横三本の導体の上に二本の架空地線があります。ヘリコプターで両端の導体に乗り移る場合は架空地線にヘリコプターのローターがぶつからないか心配です。あと真ん中の導体に乗り移り場合は二本の架空地線の間を降りていくのでしょうか?別の画像ではヘリコプターからロープを下ろしてそれにぶるさがって電線に乗り移るていうのもありましたので、状況次第ではそういう方法も採るのかとおもいます。
# by power_line | 2013-06-22 08:06

アメリカの古い鉄塔

Nagashima氏の架空送電線のページで
海外の送電線>アメリカの中でデンバーの西の115kV矩形鉄塔ですが、
この鉄塔が建造された時期はピン碍子が使用されていたとおもわれ、おそらく後から改造されたのではないかとおもってしました。
とするとオリジナルはどんな鉄塔だったのか・・・

いろいろWEBをみていると、この鉄塔にかなり近いとおもわれる写真がでてきました。
http://www.flickr.com/photos/55167823@N07/7873834674/in/photostream/
やはり、日本の谷村線と同様に2回線矩形鉄塔でした。
電圧が13kVとあったのでかなり低いですが、

同じくNagashima氏の世界最古の鉄塔
http://www015.upp.so-net.ne.jp/overhead-TML/sanfrancisco.html
に出てくる60kV送電線ですが、日本の駒橋線で使用されていたピン碍子にくらべてかなり小型であり、また世界最古の鉄塔に接続されている一般区間の木柱送電線の写真では、電線間隔は配電線並みであるような気がします。
自分の想像にすぎないのですが、上に紹介した鉄塔はもともとは世界最古の鉄塔で紹介されている送電線と同様に60kV程度で使用されていたものが、絶縁性能不足が起こって60kV用碍子は駒場線並の大型のものが必要とわかり、旧来の小型碍子は電圧を下げて現在に至っているのでは・・

世界最古の鉄塔は1901年、駒橋線は1907年建設とのことですので、わずか数年の間で碍子の変更がされたのでしょうか。もしご存じの人がいらっしゃいましたら、教えていただけると嬉しいです。


形は違いますが、他にも相当古そうな鉄塔の写真がありましたので紹介します。
http://www.flickr.com/photos/55167823@N07/6186782209/in/set-72157627766825418/

この写真は、架空想電線>歴史に残る送電線でトロント・ナイヤガララインの鉄塔と、碍子はピン碍子は懸垂碍子とラインポスト碍子に交換されていますが、鉄塔部分は側面のスジカイも含めて非常によく似ています。

カリフォルニア州の220kV送電線の写真(1947年撮影)もありました。
「世界初の超高圧(220KV)送電線誕生の物語」に出てくるのとかなり類似しています。
アメリカでは230kVという電圧は広く使用されていますが、220kVというのは珍しいです。
もっとも、100Vの低圧配電線には電圧降下を見込んで110Vで供給しているように、当初220kVで設定したものが、電圧降下を見込んで230kVで供給している・・というものかもしれません。

左二相の碍子が珍しい形です。コメントでは"Lapp fog discs"とのことでした。
http://www.flickr.com/photos/55167823@N07/6153678512/in/set-72157627766825418

自分は英語がダメなのですが、英語が得意という方がいらっしゃいましたら、ぜひ投稿者とコミュニケーションをもっていただき、いろいろ話を聞いてみていただけると助かります。
# by power_line | 2013-01-22 00:22

卒業アルバム

先日、高校の仲間と忘年会をしました。
だれかが卒業アルバムを持参していて、そこに掲載されている写真の一枚をみて「あれっ」とおもいました。
写真を見ていると、そこに写り込んでいる送電線や配電線、電話線などに注目がいってしまうのですが、水泳プールの写真を見た瞬間、後ろに小さく映っている送電線に目がいきました。特色ある分岐鉄塔で、こんな鉄塔自分の高校の近くにあったかな?
もしかして、国立府中インター近くにある都立府中西高校近くにあった、府中線からNEC府中事業場に引き込まれていた送電線を分岐していた鉄塔では?
忘年会に参加してた別の人に聞いた見たら、このプールの写真は何故か府中西高校の写真ということは有名になっていたそうです。アルバム制作会社が写真を間違えたのか、ちょうどプールの写真がなかったから別の学校の写真を流用したのかは定かではありませんが、有名になってたのはいままで知りませんでした。

この分岐鉄塔ですが、数年前に新しいものに建て替えられてしまいました。
当時府中線は原型鉄塔で、一部は玉川以南に現存しているようにジャミュラ型の背の低いもので、記憶では昭和34年の建設、新宿方向に向かって右側にはすぐ隣を並行して、八ツ沢線の原型である明治44年建設の二回線木柱送電線が通っており、分岐した引き込み線は八ツ沢線の上を通っていましたので、他の府中線に比べてかなり背の高いものでした。NEC府中事業場は1960年代中ごろの建設ですので、分岐鉄塔は後から建て替えられたものとおもわれます。
NECへの引き込み線は現存しており、縦に六線を積み上げた形でおそらく用地幅を狭くするためとおもいます。分岐鉄塔は四回線型鉄塔のしたの三段に二列で府中線の本線を架設して、新宿に向かって右側の一回線は下の三段より直接分岐、左側の一回線三線は上部に引き上げてから上の三段から分岐していました。通常ならば、段違い型にするかなとおもいますが、前後の府中線が低いため段差鉄塔の上側に架設された線が前後の鉄塔部分で持ち上げられるのを防ぐため、とおもわれます。
話は変わりますが、戦後直後に米軍が撮影したという航空写真を見ることができました。
自分が知っているところでは、ジャミュラ型府中線鉄塔と木柱八ツ沢線と並行して、多摩川との交差部では府中線は一気に渡っていましたが、八ツ沢線は河川敷内にも2基か3基の鉄塔を追加してありました。
上2線、下4線のいわゆるドナウ型で、腕金上部が水平、下部が斜め(架空地線2条のコックさん型鉄塔の架空地線の腕金の形)でした。おそらく建設当初はピン碍子が使用されていたと思われますが、自分が見たときは腕金のしたに懸垂碍子が取り付けてありました。
航空写真で、多摩川を渡る部分2ルートの同じ形の送電線が写っていたので、当初は二回線木柱を二組で四回線だったものが新宿に向かった右側を鉄塔化して府中線にしたものとおもわれる。
# by power_line | 2012-12-31 20:23

只見幹線 謎のイエロートップ

只見幹線の五日市街道北側の一基が上部を黄色く塗装されています。
J-POWERの送電鉄塔は他の送電線と交差しているものは、このように上部を黄色く塗装しています。
ところが、現在、この付近に交差している送電線は見当たません・・・。
そういえば、只見幹線の一つ南側の鉄塔も何年か前に見たときはイエロートップだったような気がしますが、現在は通常の銀色のトップになっています。

私の遠い昔の記憶なのですが、かつてJR境変電所から立川変電所、(正式には立川変電区とよんでいるんでしようか)まで結んでいた66kV送電線がたしかこのあたりを通過していたと思います。

ルートは立川変電所から北東方向にすすみ、鉄道総研の北西側で、現在も存在する一回線コン柱で研内の変電所にいたるものと接続されていました。本線はさらに北東方向に進み、只見幹線と五日市街道の交差するあたりで五日市街道を超えて青梅街道のすぐ南まて行き、境-岡部線の手前で右に曲がり、これに沿って境変電所まで並走する、といったルートです。立川も境も中央線沿いですが、途中はかなり北側を大回りしている感じでした。変電所付近の鉄塔の銘板には確か昭和29年と書かれていたとおもいます。
懸垂型はジャミュラ型、耐張型は一本角が出ている感じのものです。ただ立川変電所付近は腕金が異様に長いオールオフセット型、そして東に向かい二基は立川基地への引き込み線を跨ぐ門型で懸垂型と耐張型の順番に並び、そのつぎからは通常型になっていました。
立川変電所の東側で中央線をまたいで、変電所南側で直角に西に折れ、さらに次の鉄塔で直角に北側に折れて変電所鉄構に接続されていました。
電線地上高は非常に低く、6.6kV市内配電線はおろか、電電公社(現NTT)電話線よりも2メートルくらい高いだけで、おそらく沿線の市街化が進み電線地上高に確保による鉄塔かさ上げが必要になったときにケーブル化により廃線したものとおもいます。

現在は中央線の線路沿いに敷設されて、鉄道総研(現在はJR総研と呼ぶのでしょうか)への分岐は国立駅のすこし西側の線路の南側にありますが、この付近の高架化工事の前は国立駅の東側の線路の北側にありました。

話を戻しますが、境-立川間の鉄塔送電線が廃線になったのは30年以上も前だとおもいます。でもいまだに只見幹線のトップがイエローということは、その間塗装は行っていなかったのでしょうか。交差する送電線が廃止されたときにすぐに銀色に塗り替えられなかったのが不思議です。
# by power_line | 2012-12-06 00:20