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八ツ沢線

八ツ沢線は、橋本変電所より西では建替えられて現在でも健在ですが、国立や府中付近を通っていた八ツ沢線は、明治末期の原型のものでした。1973年前後に廃線になったようです。
多くは木柱送電線で、二本の木柱に二本のアングルの腕金を渡して、大きなピン碍子をもちいて、上は2線、下は4線を渡してありました。現在鉄塔だけが残っている谷村線や、つい最近まで残っていた安土線の原型鉄塔を木柱で置き換えたような感じでした。
国立府中インターの東側を府中線のすぐ南東側に並走していました。多摩川を越えるところや、甲州街道を越えるところにはクラシカルな鉄塔が使用されていました。中央道を越えるところも新型66kV型になっていました。
文献では55kVとのことでしたが、ピン碍子の一部は22kV用ラインポスト碍子に置き換えられていたので、おそらく最後は22kV運用だったとおもいます。
自分が自転車で八ツ沢線を探索したころは、すでに運用がほとんど終了しており、東芝府中工場の西側で北からきた高木線が東に向きをかえて、府中線と東芝府中工場の南側を並走していますが、その高木線が大きく曲がっている段違い鉄塔の下に現在は二回線分が空いていますが、この部分に南からきた八ツ沢線が接続されていました。自分が見たときはここですでに途切れていました。想像ですが、この北3基目の多摩橋線と分岐するところまで高木線の下に二回戦分のスペースがありますので、そこに八ツ沢線が通っていたものとおもわれ、多摩橋線が分かれるところの鉄塔には引き下げの腕金がみえたので、おそらくここに変電所があり、66kV~22kVの変換をしていたものと思われます。
そのころ仮設鉄塔が建っていたりしたので、八ツ沢線を廃線にするための何か大掛かりな工事が行われたものとおもわれます。遠くに不思議な形の鉄塔が見えたのですが、近くまで行って確認する前に撤去されてしまい残念におもっています。
by power_line | 2007-05-01 17:21
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